自然素材である木材の建材を扱う上で、「良い建材」とは何でしょうか。
私は以下の条件が当てはまるものだと断定しています。
一つ目は、自然素材そのものの「品質」
二つ目は、自然素材を加工する「加工技術」
三つ目は、自然素材である「木材の生産力」
一つ目、二つ目は以前より認知され、それを求めて製品を製造をしてきました。
これから未来は、三つ目の「木材の生産力」がそれら同等以上に重要になると予想しています。
確かに樹齢が進んだ木材は、質の良いものが多く魅力的な事は否めません。
私自身も、樹齢の進んだ木材を見ていると、ヨダレが出るほどにうっとりしてしまいます。
しかしながら、これらのヨダレが出る木材の殆どは原生林のものであり、無計画に切り倒すと直ぐに無くなってしまいます。
よって、「木材の生産力」は皆無です。
安定して木材を伐採するためには、植林から計画をする必要があります。
今回の調達期は、チークの植林から加工までを焦点において、下記に記します。