調達記3 オーク材を求めて 途中の町で小休止

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餃子屋の情報は確かなものでしたが、求める丸太には出会えませんでした。

一喜一憂で進路はハルビン市内よりさらに東へ。

真っ白な視界の悪い世界を飛ばす車。

メーターを見ると時速は160km。 生きて丸太は見られるのか?

近くの町での宿探し。

あたりは暗くなり始め、次の町へ進むか泊まるかの決断が必要です。

次の町へは車で4時間ぐらい、事故のリスクを考えてこの町で夜を明かすことに。

今夜の宿泊施設のエントランスです。

左には猫の様なウサギ、右には竹にしがみ付いたパンダがいます。

そして中国でよく見る「小心地滑」の看板。※「床が滑るから注意ね」の意味

この何とも言えないユルい風景は中国出張の楽しみの一つです。

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写真:謎の川魚

もう一つの楽しみ、「食事」です。

中国の方は、いつも面白い食事を提供してくれます。

今回初体験したのがこの魚。わかりますか?

チョウザメなんです。

食べてみると、味は川魚の味です。

ほんのりとウナギの様な上品な泥臭さがあり、味はタンパク。

びっくりする程に美味しい魚です。驚いた。

味付けも関西人の私にぴったりの薄い味付け。

これは酒がすすみます。

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写真:ハルビンビール

チョウザメに舌鼓を打ちながら、酒はハルビンビールです。

味はアッサリしていて、口に残った油を洗い流してくれる良いビール。

食事との相性は最高です。いくらでも飲める。

しかし明日も長距離移動。流石に控えなくては。

 

 

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写真:朝ごはん

残念ながら、お酒は控えられませんでした。

今朝は朝から頭痛がひどいです。だからこそ、朝ごはんが大切。

 左から「ジャガイモをみじん切りにしたフライ」。

斜め上にいって「小豆と粟の粥」。

その右の「野菜の岩塩づけ」。

その下「豆腐のあんかけスープ」。

全体的に塩分が殆ど感じられないのですが、野菜の岩塩づけは塩の塊を食べている様な味です。

アッサリを食べて、塩を食べての交互の作業が非常に楽しい。

なんだか頭痛も無くなってきました。

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写真:丘の上からの風景

 

体調も回復したところで、進路をさらに東へ。

飛ばして4時間ほどでしょうか。次の町に到着です。

 

丘の上に停車させて町の風景を見下ろすことに。

ざーっと見ても、丸太が結構あります。これは期待できそう。

しかし、これだけの丸太は一体どこからやってきているのでしょうか?

あたりを見回しても、オーク材が採れそうな所は見当たりません。

そんな事を思っていると、

「丸太がやってくる競り場に行くかい?」

願ってもないチャンス。もちろん行きます。

  

次回の調達記はオーク材の競り場へ。