チェスナット材(クリ)は名前だけ聞くと非常に身近な感じがします。
しかし、木材となるとイメージが湧きづらいのではないでしょうか。
木目は「うねる」感じで男性的な存在感のある力強い風合いであります。
「タンニン」が多く含まれており、経年変化も濃いキツネ色から茶色に近い風合いに変化していきます。
その過程で益々と木目が強調され、存在感が増してきます。
オーク材に一見似ていますが、それとは差別化を図りたい方、面白い素材かもしれません。
チェスナット材は国産のものと中国の木材を採用。※一枚ものは国産品
幅による樹齢は、
90幅 :推定樹齢40年~60年
120幅:推定樹齢50年~
口径の太い丸太は多く見当たらない。
実は床としてはオーク材ほど需要のある素材ではないので、単板フローリングの製造も今のところ行っていない。
ある意味では、この素材をフローリングとして使用している所には、何か強いこだわりを感じる。