主張しない床

先日、打合せの中で「主張しない床」という要望をいただきました。

 

主張しないためには材料に節が無く、木目に程よくランダム性がある事が条件と感じ、ナラ材の節無しを選択。

また形状も乱尺の短いものではなく、1818の長い定尺をと提案しました。

 

ここで問題です。

規則性のある定尺をどのように張るか。

一見して規則性のある床と認識してしまっては、主張してしまいます。

そこで床材を303mmか606mmでずらして施工することを思いつきます。

1枚目の図が303ずらしです。

2枚目が606

どちらの方が主張しないでしょうか。

図を作る前は303が主張しないだろうとそちらを提案しました。

しかし、図を描いてみると、303には階段のような模様が見えて、逆に主張するなと感じます。

 

これは間違った提案をしてしまいました。

 

長年の経年の中で303と606を真剣に考えたことはこれが初めてだったのです。ちゃんと図に書いて見比べてみてよかった。

 

張り方は奥が深いと、改めて感じる一日でした。