粋な職人さん

最近、またブログを更新していない状態が続いています。

なかなか要領がわるいようで、申し訳ございません。

 

竣工した建築に伺って、引き続き写真を撮影をしています。

お施主さんや建築会社さんから「撮影していいよ!」とお声がけ頂くこともあり、本当にうれしい環境にいるなあと日々感じております。

 

撮影したデータの整理やホームページにUPする作業が滞っており、未公開の建築が5件以上もある体たらく、、、

徐々にUPできるよう努めます。

 

こちらの写真は先日に伺い撮影した写真です。

パーケットの床です。

 

この日に合わせて施工した職人さんも来てくれました。

第一声に、「この床は施工が大変だった」との事。

確かにこのパーケットは面無しの特殊なもので、施工難度はトップクラスの床材です、、

しかし現場は非常に綺麗に張られており、おもわず私もいろいろと施工のコツをきいてしまいました。

「なるほど」と思うアイデアも多々あり、床材を作っている私が勉強させられました。

 

綺麗に張られているなと感じるときは、特に撮影しているときに感じます。

こちらの建築は古民家のリノベーションでした。

ともなると、建物自体が必ず歪んでいます。

そして、パーケットも直線で施工することが非常に困難です。

私の撮影の癖でして、写真を極力に垂直水平で撮ります。

そう、古民家、パーケットの組み合わせは、垂直水平がどうしても写真で撮れないのです。

 

ところが、どうでしょう。

こちらの建物は垂直水平で撮影ができました。

これには感動しました。

 

そのことを職人さんに伝えたところ、「報われた。。」と一言いただきました。

確かに、非常に大変な作業だっただろうと思います。

私もファインダーを通さないと判らないような細かく大変な仕事。

それをやってのける職人さんに感激です。

 

色々な職人さんに触られているアンドウッドの床材。

それを実感できた嬉しい一日でした。