こちら、ヒノキの床材です。
無節の床で、割と人気です。
実はこの床、無垢ではなく、2層構造になっています。
表面が2ミリのヒノキ無節挽板、裏面が13ミリのヒノキ節有板です。
構成は全てヒノキなのですが、グレードが違うんです。
施工していても、最後まで無垢と思って張られていた大工さんもいらっしゃいました。
それほど、上手にできています。
こちらの写真、この材料で棚を作った時のものです。
断面をみても、無垢に見えますね。
アップにしてみても殆どわかりません、、!
短手方向のカットだと、木目が表面の2ミリと裏面の13ミリがつながらないので、分かりやすいですね。
しかし、それでも言われて分かるレベルです。
騙せてしまうほどのこの仕上がり、、
お施主様に説明の際は、必ず「無垢ではない」ことを伝えてください。
耐久性自体は、無垢とほぼ変わらないです。
この床材を製造する理由は、木材の歩留まりと生産コストの軽減です。
無節となると非常に高額になりますが、この形だと比較して安価に提供できます。
人間の技術力により、高品質な材料を気軽に使える。
まさにアンドウッドの目指す床材です。